ほんとうの医療現場の話をしよう
・患者=医師になるまでかかわってこなかった人種が大多数(であることが多い)
健康は①生活習慣と、②年齢による影響が大きい
①健康意識が高いひと=一定以上の収入がある
健康意識が低いひと=低所得者や生活保護を受けるひとほど意識が低い
②体の経年劣化=高齢者
→これまでかかわりのない、理解し難いひとを相手にする仕事
・治すよりも支えるのが仕事
身体は劣化してゆくもの
がんになったからといってすぐにどうこうなるわけではない
進行を遅らせながらつきあってゆく
本当の意味で治すことに成功したのは一部の感染症くらいしかない
・複数疾患を併発している患者を受け持つのが本当にいや
総合診療科は複数の専門性を持つわけではなく、あたりをつけて各科へ
診察を依頼するつなぎ役、自身で診断できるわけでもない
・断らない救急実現のためには救急科の体制だけではなく
各科の受け入れ態勢が重要